ご自宅の品物整理のご依頼で伺いました。
裸婦の姿が表現された「アリスティド・マイヨール」や国内作家のブロンズ像や、横たわる裸婦の姿が描かれた「江成一郎」の絵画(油絵)、上品な女性の横顔が描かれた「舟越保武」の版画の他、国内作家の油絵やブロンズ像、益子焼の皿、国内作家の画集や版画集、ブランド品のバック、和装小物、贈答品などをお譲り頂きました。
訪問後には査定の前にコーヒーを入れて頂き、査定中にもお茶やパンなどをご用意頂きました。
さらに、忘れ物にまでご親切に対応頂きました。
優しいお心遣いに感謝致します。
このたびは誠にありがとうございました。
なお、下記に作者の経歴を記載させて頂きます。
【アリスティド・マイヨール】
1861年12月8日 – 1944年9月27日
19世紀末から20世紀前半に活動したフランスの彫刻家、画家
オーギュスト・ロダン、アントワーヌ・ブールデルとともに近代ヨーロッパを代表する彫刻家の一人である。
ファーストネームは日本語では「アリスティード」「アリスティッド」とも表記される。
以上、略歴引用
【江成一郎】
1927年 東京都に生まれる 伊藤清永に師事
1970年 寛永寺美術研究所修了
1972年 白日会展初出品O氏賞受賞 、白日会会友に推挙
1974年 日展初出品初入選(以降毎年入選)、日洋展出品
1978年 第1回現代の裸婦展奨励賞受賞
1979年 白日会会員に推挙
1980年 個展開催(日動画廊、以降個展多数)、日展会友に推挙、ソビエト連邦招待出品
1995年 逝去(享年68歳)
以上、略歴引用
【舟越保武】
1912年12月7日 岩手県二戸郡一戸町小鳥谷に生まれる
県立盛岡中学校(現:岩手県立盛岡第一高等学校)在学中に高村光太郎訳の「ロダンの言葉」に感銘を受け彫刻家を志す。
1939年 東京美術学校彫刻科を卒業
1950年 長男が生まれて間もなく急死したのを機に、自らも洗礼を受けてカトリックに帰依、キリスト教信仰やキリシタンの受難を題材とした制作が増える
1962年 完成まで四年を要した[長崎二十六殉教者記念像]により第5回高村光太郎賞を受賞
1967年 東京芸術大学教授となる。1980年までの間、東京芸術大学教授を勤める
1972年 島原の乱に着想を得た「原の城」で中原悌二郎賞を受賞
1973年 「原の城」でローマ法王パウロ6世より大聖グレゴリオ騎士団長勲章を受章
1975年 「病醜のダミアン」制作(ダミアン神父をモデルにした作品)
1977年 「道東の四季ー春ー」(釧路市の幣舞橋)で長谷川仁記念賞を受賞
1978年 芸術選奨文部大臣賞を受賞
1980年 東京芸術大学を退官、翌年多摩美術大学教授となる。
1983年 エッセイ「巨岩と花びら」で日本エッセイストクラブ賞を受賞
1984年 勲四等旭日小綬章を受章
1986年 東京芸術大学名誉教授となる
1987年 脳梗塞で倒れ、右半身が不自由になるが、すぐにリハビリを開始、死の直前まで左手で創作を続けた。
1999年 文化功労賞を受賞
2002年2月5日 多機能不全で死去(享年89歳)
以上、略歴引用